社員インタビュー

現地スタッフと協力し、年100本近いコンテナの輸入をコントロール。

輸入の工程管理担当

小笠原 薫

大学卒業後、ニュージーランドでのワーキングホリデー、生命保険会社のアルバイトを経て、2000年、グループ企業のサンワールドコマースへ営業アシスタントとして入社。2011年に出産し育休を取得。2012年の復職時よりシナノインターナショナルコマースへ移籍。輸入の工程管理を担当。

お客様の希望の納期と輸送コストを守る。


輸入の工程管理とは、サンプルや量産品を中国のメーカーに発注し、スムーズに輸入するために必要なありとあらゆる手配をして管理する仕事。工場から出荷された製品がお客様のところへ届くまでをしっかり見守る事務であり、物流のコンダクターです。貿易、海運、空運、税関、国内物流、食品衛生法などのさまざまな必要書類を整え、さらに中国メーカー個々の事情も汲んで細かく気を配りながら取引をする専門性の高い仕事なので、やりがいたっぷり。書類や取引は常に英語です。お客様の希望を納期の守ることを大前提に、少しでもコストを抑えるために国内物流の複数ルートを調べるなど、工夫を凝らすのが腕の見せ所。例えば名古屋港に入荷した製品を青森の倉庫へ届けるミッションでは、陸運オンリーではなく名古屋港から八戸への海上航路を使い、そこからトラックで青森へ。その際「どのコンテナにどのタイミングで積むか」ということも、他の荷物との調整を図りながら勘案しなくてはなりません。このようにとても細かい手続きや工夫の積み重ねの成果として、年間100本近いコンテナを輸入し、お客様のもとへ届けるまでをコントロールしています。
「難しそう…」と思われるかも知れませんが、どんなことでもそうですが慣れが肝心で、小さなステップを一つずつ乗り越えていけば必ずゴールにたどり着けます。そのゴールの喜びを何度も感じることができるのが、この仕事のいいところなのです。自宅近くの300円均一ショップにも当社の食器が数多く並んでいますが、それらを見ると「私があの手続きをしたから、ここにこれがあるのね…」とついつい感慨にふけってしまいます。

グローバルに活躍する自分を夢見ていた。

私は子どもの頃から「英語を使ってグローバルな仕事をしたい」と漠然と憧れ、国際英語科の高校へ進学。大学卒業後にはニュージーランドで1年ワーキングホリデーも経験。でも帰国後、実際に就職したのは保険代理店の事務でした。英会話はできても自分の強みなのか分からず、具体的な夢や目標は見えてこなかったのです。
保険の仕事でたまたま取引先として知ったのが、名古屋で長く陶磁器の貿易商社を営んできたという当社のグループ企業。さまざまなことを経験できる職種を募集していると聞き「チャンスかも」と思い勢いで入社しました。今思えば、この時の決断が私の人生の方向を大きく決めたので、当時の自分に「その選択いいよ」と声を掛けたいですね。入社から11年後にグループ会社から当社に移籍し、営業アシスタントから現職へ。そこからさらに10年経験を積み、今では専門職として相応のキャリアが身に付いたと自負しています。入社動機となった「英語を使うグローバルな仕事」ではありますが、今となってはそれはどうでもいいこと(笑)。「仲間やメーカーと協力して、ビジネスを成功させる」この喜びを見つけることができたことが、本当に幸せなことでした。

ワーキングママとして。

2000年に入社し勤続20年以上。その間ビジネスパーソンとして成長しつつ、結婚、出産、育児と人生のステージも変化してきました。2011年に出産し、1年の育児休暇を経て復帰。当社には「結婚後も変わらず働き続け、育児休暇を取得するのは当たり前」という制度と風土があり、常に誰かが育休中。2人目、3人目の育休を取ることも普通なんです。
今、子どもは小学生に。学童保育へのお迎えに間に合うように時短勤務をさせてもらっています。残業ができないので同僚へサポートを求めることもありますが、直前ではなく前もって伝えるようにし、「お互いさま」と気持ちよく引き受けてくれるのでありがたいです。また時短勤務をすることで、優先順位をつけ、効率的に進めるスキルが身に付いたと実感しています。
年に一度は中国潮州にあるオフィスに出張し、現地スタッフと一緒に取引先のメーカーに行き価格交渉や品質改善に取り組む仕事もしています。グローバルな環境で専門的な仕事を続け「自分自身でいられる」時間をキープできることで、子どもにも向き合えると感じ、現在の環境に本当に感謝しています。

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