社員インタビュー

「これは売れる」という商品およびアイテム展開を、企画から手掛ける。

営業部 企画営業担当

畑佐 知世

2010年入社。「会社の顔」として大手量販店数社を担当。2019年に結婚し、夫の職場のある東京で在宅勤務をスタート。前職は銀行のカウンター業務。

量販店の「白食器の棚」をどうリニューアルするか。


私の仕事は、商社の立場から「より素敵な食器」を企画する営業です。お客様は全国に店舗を持つ量販店など。商社ではありますが業界内で「デザインとものづくりに強いシナノ」と認識されており、お客様から「食器部門の売上を伸ばしたいが、どうしたらよいか」と相談を受けることもしばしばあります。アシスタント時代を含めこの仕事を10年以上やってきた身として、これまでの経験から得た知識やアイデアを惜しみなく伝え、お客様の成功の手助けをし、喜ばれる。そんな仕事こそが、私にとっても大きな喜びです。
例えば、ある量販店様からの「白い食器のニーズは安定しているはずだが、当店では売上の伸びはイマイチ。棚ごとリニューアルしたい」などのご要望に対し、フットワーク軽く対応。「コンセプトはこう。トレンドを意識した企画書を用意して手の込んだプレゼンをして…」ということはほとんどせず、多少時間はかかりますが、「大皿、中皿、小皿、ボウル、カップ、すべてのサンプルをつくって実際にお見せし、それらが使われるシーンを具体的にイメージしていただく」という手法で、製品の良さを分かっていただきます。「中皿なら直径〇センチ、重さは〇gがベスト」という実売に即したデータが豊富に揃っており、自信を持って提案できるのが大きな強み。そこへお客様からの要望を付け加え、より精密にアイテム展開を企画していきます。私自身はデザインをしませんが、「AとBを比べた場合Aのほうがよい」という判断力はかなり身についていて、お客様からそういう面で頼られるとやりがいを感じます。

あるアパレルブランドとの出会い。

新規のお客様と一緒にものづくりをするのも私の役目。年に数回、東京で行われる展示会に出展して当社の製品をアピール。そこで興味を示してくださった見込み顧客や、小売店の売り場で当社の商品を見て「うちの食器もお願いしたい」という問い合わせから、新しい取引がはじまります。
昨年の展示会で、あるアパレルブランドのお客様との印象的な出会いがありました。「洋服のデザインに合わせた自社ブランドの食器を、OEM生産して欲しい」と言われ、そのようなリクエストは初めてだったので、とても新鮮で驚きました。詳しくお聞きすると、当初は自社で食器づくりをしようと試みたところ、ノウハウがなくまったく上手くいかなかったとのこと。その話から、陶磁器をデザインから手掛け、一定以上のクオリティーで量産し流通に乗せるのはとても難しいことなのだと再認識しました。そのお客様には、無事素敵な食器を納品させていただき、とても喜んでいただきました。アパレルの世界では、キャラクターグッズなどをクロスライセンスさせて派生商品をつくるのは一般的なので、今後はそういった分野にも目を向け、新しいチャレンジもしていきたいです。

いつまでもここで働きたい。

私生活では2019年に結婚。主人の職場は東京なので、ここを辞めて東京に行くしかないのか、主人が名古屋へ転職するのか、いや週末婚にしようか…とさんざん悩みました。もちろん社長に相談し、時間をかけて話し合った結果、「在宅勤務はどうだろう」ということになり、最近東京に移り、自宅で仕事をする新生活をスタートさせました。お客様の多くは関東にあるため、これまで以上に足しげく通うことができますし、書類作成はネット環境があれば問題なし。仲間とのコミュニケーションもビデオチャットでほとんど事足りるので、予想以上にスムーズな滑り出しに。社内には営業サポートのチームもあり、私がいなくてもお客様に迷惑が掛からないようお互いにフォローし合う体制ができてきました。ただ、、どうしてもサンプルの確認だけは本社に出向いてする必要があるので、月に数回は名古屋に通い、その足で西日本のお客様のところへ伺うようにしています。
結婚という個人的な事情にもかかわらず、前例のなかった在宅勤務を、しかも営業職で認めてくれた社長の懐の深さに、言い表せないほど感謝すると同時に、「業績で恩返しをしなくては」と身は引き締まる思いでいっぱい。在宅勤務だからと小さくまとまるつもりはまったくなく、食器づくりのプロとして、40代になっても50代になってもさらにその先まで、「より愛される食器」のことを考えながら働いていたいです。

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