社員インタビュー

トレンド感度と小売店ごとの「らしさ」を深く理解することが、企画成功の鍵。

営業部マネージャー、商品企画

大西 真実

「もっと主体的に仕事をしたい」と、新卒で5年ほど土岐市の陶磁器メーカーで働いていた経験があります。商品企画と営業をマルチにこなし、カワイイものづくりに長けたデザイナーでもある。

かわいくて、誰でも買える日用品の商品企画。


私たちがつくるハウスウエアは、「大皿、小皿、サラダボウル、マグカップで1シリーズ」のように、シリーズ仕立てで商品を企画していきます。特に 20代~30代の女性に人気があり、その世代の人は、まるで洋服のように食器にまでトレンドを求めるようになってきていて、シンプルなお皿よりも「今の気分」に合わせたカワイイものを気軽に購入されます。だから商品企画の出番はどんどん増えているんですよ。
大まかな仕事の流れとして、まずお客様である小売店から「来年の春夏に向けてこんな感じの新商品を出したい」というオファーをいただき、その内容をもとに当社ならではのアイデアを加えたイメージ画を次の商談(約1か月後)までに何案も用意し、プレゼン。その中から「じゃあ、このラインとこのラインでいきましょう」と選ばれたもののサンプルを作っていきます。サンプルづくりに向けて、詳細図面にあたるデータづくりも商品企画が担当します。採用される企画づくりのポイントは、小売店それぞれのカラーに合ったテイストかどうか。また、陶磁器づくりには独特の抑えるべき決まりごとがあり、素材や工程を知らないと実際のモノづくりに結び付きません。イラストレーターやフォトショップを扱うことができ、手書きのイラストも得意、流行に敏感で雑貨が好きという方にピッタリな仕事だと言えますが、「お客様が求めるものだけ」と向き合うので、アイデア勝負でトンガって攻める…のようなクリエイターの世界とは少し違います。社長から言われるのは、「初回のプレゼン用のデザイン案は、ざっくりとしたイメージを分かりやすく伝えることに心を砕いて」ということ。最終的なデザインはお客様が決めるもの。なのに、自分のアイデアに執着して「どうしてもこのズレが気になる」とか「もっと線を細くして…」などと時間をかけることは無駄ですよね。スピードや効率を重視する量産品づくりだということを知った上で、来てくださいね。ただ、メイン取引先となる数社のお客様からは、アイデア着想やコンセプトづくりの部分から結構まかされているので、自分の力を試せる充実感は大いにあります。プロダクトデザイナーとして本格的なキャリアを磨いていける環境です。

友達が、自分が企画した食器を使ってくれていて感激。

一人暮らしや新婚の友達のお宅にお邪魔し、食事をごちそうになることがあるのですが、私が企画した食器でもてなされて「うわ~、うれしい!」ということがあります。友達は私の仕事内容を知らないので、「このお皿、実は私が企画したんだよ」と打ち明けるととても驚き、「本当?!これすごく気に入って全種類買ったよ。使いやすいよ~」なんて言ってもらえるのが、この仕事をやっていって一番うれしい瞬間。身近に使ってくれている人がいることが、誇りと自信につながります。

根っからの陶磁器好き。

中国で開催される「広州交易会」はとても規模の大きなギフトショーで、新しいパートナーとなる生産工場を発見するための貴重な場です。私は前職で土岐市の陶磁器メーカーに勤めていて、その時から「広州交易会に行ってみたい」とずっと思っていました。でもその職場は、海外の展示会には部長クラスなど一握りの幹部しか行くことができず、「企画の女性が行っても無駄」という昔ながらの体質だったのです。しかし当社は違います。「社員に平等に勉強させよう」という風土があり、行きたいという気持ちがあり、意思表示をすれば行かせてもらえるのです。私も実際に広州まで行き、世界トレンドを肌で感じとても刺激を受けました。そして「やっぱり陶磁器が好き」ということを再確認でき、好きな仕事をして生きていける喜びも、感じることができました。

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